成人女性の10人に1人は、子宮内膜症に罹っているといわれています。
本来、子宮の内側にのみ存在する子宮内膜細胞が、その部分以外
(子宮筋層内や子宮以外の場所)で発育、増殖する病気です。
子宮内膜症の組織は、正常な子宮内膜と同様に、卵胞ホルモンによって増殖し、
月経を繰り返しながら増大します。
最近、子宮内膜症が増えてきたと言われています。
その理由としては、患者さん自身の関心が高まったこと
診断技術の進歩により、受信率や発見される件数が増えたこと
晩婚化、小子化、初経年齢の若年化などにより一人の女性の経験する
月経回数が増えていることも一つの要因になっていると考えられています。
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